「知らないうちに自民党員にさせられる」 262人架空登録、衆院議員が党国対副委員長を辞任… 「議員辞職しないのか」怒りの声
自民党の田畑裕明衆院議員(富山1区)が29日、支援企業の社員らを無断で党員に登録していた問題の責任をとり、党国対副委員長を辞任すると表明した。この報道にネット上に、「おそろしや~、知らないうちに自民党員にさせられる!」「議員辞職しないのか」などと怒りやあきれる声があふれた。 ◆小泉進次郎議員の背後に映り込むのは【写真】 田畑氏は同日夜、富山市内で会見。各社の報道によると、少なくとも2015年以降、262人分を支援企業の社員名簿から無断で登録した。事務所が管理する約700人の4割にあたり、中には実在しない人物もいたという。党費は父親ら親族が支払っていたとして、企業献金を党費に充てたとの疑惑や、自身の関与については否定した。 「架空党員問題」は、入党した覚えがないのに9月の総裁選の投票用紙が届いたなどと、一部で報じられて発覚。支援者に「口裏合わせ」を持ちかけた音声や証言も報道されている。 この報道を受け、X(旧ツイッター)には「党員の4割が架空ってやばない?」「国会閉会後に捜査すべき事案では」などの書き込みがあがった。「党員数はノルマがあるから本人が知らないはずはない」「また役職辞任という党内のみで責任を取ったつもりでシレッと逃げる魂胆」「猛省してんなら議員辞職するべきでは」など厳しい声があふれた。 「自民党らしいな」「氷山の一角」「国会議員でさえノルマを前に自爆営業を強いられる構図」「自民党闇バイトなみのノルマで法的に違法の疑いで‼ 自民党本部の命令か?」「総裁選で幽霊党員の票はどうなった?」など、党の体質やシステムを疑問視する意見も目立った。
中日スポーツ