シンガポール人が「ありえない」と驚愕…はじめてニセコに行ってみたら、完全に「異国」だった!…ニセコ未経験の私が見た「グローバルリゾートの光と影」
ニセコのパークハイアットは「異国」になっていた
ニセコで春スキーを楽しんできました。 今回は、「もはや日本人の方が少数であまり見かけなくなった」とよく報道されているニセコの様子について紹介します。 【マンガ】カナダ人が「日本のトンカツ」を食べて唖然…震えるほど感動して発した一言 私が暮らしているシンガポールでも日本のスノーリゾート、特にニセコの人気はすさまじく、日本人なのに今までニセコでスキーをしたことがないと話すと、「ありえない」「なんてもったいないんだ」という反応をよくされます。 そこまで言うのならと、今回は家族でニセコに行ってみました。 宿泊したホテルは、パークハイアットです。 パークハイアットを選んだ理由としては、ホテルに隣接している花園スキー場には日本初となる10人乗りのゴンドラや6人乗りのリフトが整備されていて、最も外国人観光客に人気のリゾートであると聞いたからです。 実際に、ホテルの宿泊客の9割以上は英語や中国語で会話しており、スタッフも英語です。私たちも、当初、外国人スタッフに英語で声をかけられました。私たち家族の会話が日本語だと気がついた日本人スタッフだけが、応対を日本語で行うという、そんな状況でした。 これでも、春スキーのシーズンは日本人が多いのだそうです。タクシーの運転手によると、ハイシーズンであれば外国人観光客ばかりのようです。10年ほど前であればオーストラリア人が圧倒的に多かったそうですが、ここ数年で香港やシンガポールからやってくるアジア人観光客が増えており、コロナ後にそのトレンドはさらに加速しているようです。
銀世界を滑走する
ニセコの花園スキー場は、パークハイアットホテルも含めて香港資本が所有しています。 ルイヴィトンとコラボした大型のゴンドラや最新の6人乗りリフトは、乗り降りがしやすい上にスピードも速く、さらにシートがヒーターで温められているのでとても快適でした。 私たちが滞在したときは閉まっていましたが、期間限定でスキーグッズを販売するルイヴィトンのショップまでゲレンデの中にできていました。 花園のコースレイアウトは中級コースが中心で、特に朝一番には、きれいに圧雪された快適なバーンで気持ち良いカービングスキーを楽しめます。早朝はスキーヤーも少なく、長い時間楽しめるので子どもたちも大満足でした。 今回は4日間、滞在しましたが、ニセコの主要な4つのエリアをすべて滑走することができました。
【関連記事】
- 【つづきを読む】ニセコ初体験の私が「春スキー」して驚いた!なぜニセコだけが愛されるのか…その「進化の秘密」とグローバルリゾートが次に目論む「超一流への布石」
- 「日本の教育はガラパゴス」と日本を出て行くのは、なんと小学生の子どもたちだった…!低年齢化する「グローバル教育」最新事情
- ドバイの「超豪華ホテル」に泊まって驚いた…!「1泊20万円超え!」のサービスの中身から見えた「世界ホテル事情の現在地」
- スキー場に行って驚いた…!日本のゲレンデがバブル以来の「大活況」に、そのウラにある「外資投資」の恐るべき実力
- カンボジアに行って驚愕…!大人気ショッピングモールで「丸亀製麺」「牛角」「リンガーハット」が長蛇の列になっていた