ええええええ途中でマックに寄ったの!? ラリーに初参戦した小林可夢偉選手の走りを助手席から目撃してみた!!!
■リエゾン途中にまさかのマックでドライブスルー!
可夢偉選手のドライビングは決して無理をすることなく、とにかくクルマなりに走らせています。ステアリング舵角は必要なだけ、スライドもするかしないかのギリギリのところを上手に使いながら……と、とにかく無駄がありません。実はこのコースは短いため、ペースノート指示は最小限にしていましたが、そのおかげでドライビングをジックリと堪能することができました(笑)。 SS3は今回唯一の林道です。道幅は狭い上にタイトなコーナーが連続するレイアウトで、レッキの時に可夢偉選手は「こんなところ走るの?」と驚いていました。ただ、いざスタートするとそんな心配をよそに快走。ちなみに初の林道にも関わらず、全体で10位以内に入るタイムを記録。曲がりにくいクルマをねじ伏せることなく上手に曲げるコントロールはとても勉強になりました、もちろん、筆者が夜なべして作成したペースノートの指示も役に立ったと信じています。 SS3が終わり、サービスパークに戻るリエゾンの途中で、「シンヤさん、リエゾンではどこかに立ち寄ってもいいんですよね?」と。「もちろん指定時間にTC(タイムコントロール)に辿り着ければ問題ないですよ」と伝えると、「マクドナルドに寄りませんか?グラコロ出たばかりなので食べたくて(笑)。せっかくなのでチームメンバーのお昼も一緒に買って帰りましょう」と。 そこでコドラの筆者はスマホでモバイルオーダー(グラコロ20個!!)。「出来上がりました」の連絡がなかなか来ないのでドキドキしましたが、お店に到着するとすでに出来上がっていて一安心。ロスタイムはわずかで問題なくTCに到着。それにしてもレーシングスーツでマクドナルドに行くとは夢にも思いませんでした(汗)。 「レースだとドライブスルーは"ペナルティ"ですが、このドライブスルーは"おいしい"から嬉しい」とリップサービスも忘れていません(笑)。もちろんグラコロは本当にチームメンバーのお昼ご飯になりましたが、その一つを食べたモリゾウ氏は、「初めて食べたけど、これは美味しい」と大喜び。