市販薬を無許可販売疑い少年逮捕 歌舞伎町「トー横」で中高生に
東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角で、市販薬を中高生に無許可で販売したとして、警視庁少年育成課は8日までに、医薬品医療機器法違反の疑いで、住所不定、無職の少年(17)を逮捕した。同課によると「金がほしかった」と供述。購入者は過剰摂取(オーバードーズ)などの目的があったとみられる。 逮捕容疑は4月16日~10月13日、無許可で市販のせき止め薬計110錠を中学3年~高校2年の男女3人に売った疑い。 少女らに「薬あるよ」などと声をかけ、定価より安い30錠千円などで販売していた。少年育成課は盗んで薬を入手したとみている。