「同じ練習をしても超えられない」 ソフトバンク井上朋也が〝独り立ち〟で栗原陵矢に挑戦状 5年目の来季の三塁取りに照準
ソフトバンクの井上朋也内野手(21)が20日、今オフは国内で単独自主トレを行うことを明かした。昨オフは三塁のレギュラーを争う栗原陵矢内野手(28)と共に米国で自主トレを行ったが「同じ練習をしていても超えられない」と独り立ちして先輩に挑む。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 2021年にドラフト1位で入団し、来季が5年目。1軍デビューした昨季は15試合に出場してプロ初本塁打も放ったが、4年目の今季は「何もできなかった。悔しさしかない」と話すようにわずか5試合の出場で無安打に終わった。 栗原は今季140試合に出場し、リーグ3位の87打点、いずれも同5位の打率2割7分3厘、20本塁打をマーク。成績面での差は大きいことは理解しているだけに「(栗原と)一緒にやっていると練習量が同じになる。自分にはまだやらないといけない部分がある」と強調した。 自主トレは本拠地みずほペイペイドーム、地元大阪、出身校の花咲徳栄高がある埼玉で行う予定だ。勝負の5年目を「もっと打てるようにならないといけないし、守れないといけない。両方を上げていく」と見据える。 小久保監督は来季のレギュラーとして柳田、近藤、山川の3人を挙げる。その一方で栗原には定位置を確約していない。この日はみずほペイペイドームで汗を流した井上は「やることは変わらないけど、(小久保)監督の考えを受け止めて頑張る」と意気込んだ。(浜口妙華) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社