9連勝で覚醒モード!? 絶好調の岩本俊介は控えめ「岩本家の財政にはかかわる問題」/玉野競輪
玉野競輪「スマリレ・第53回毛利賞争奪戦(F1・ガールズ・防府市主催)」は26日、2日目を開催。初日特選からピンピンで勝ち上がったシリーズリーダーの岩本俊介(39歳・千葉=94期)に話を聞いた。 初日も準決も本命人気にしっかり応えて2連勝。これで京王閣F1から続いている連勝記録を『9』に伸ばした。前検日に東京の高橋築が「岩本さんは今回3連勝ならSSに特進ですね」と笑っていたが、間にG3を挟んでこの成績は素晴らしすぎるし価値がある。 「何年も選手をやっているとたまにあるんですよ、こういうことが。連勝に対する意識はそこまでないけど、岩本家の財政にかかわる問題なので、勝てるときはしっかりって感じですね。2日間走って体、心ともにボチボチかなと思います」 勝負の決勝戦は南関が4人揃って並びが注目されたが、「みんなでボコボコの殴り合いをして別線になりました」とお約束のジョークで笑わせてから真面目な顔になり、「新村(穣)君にも世話になっているし、小原(太樹)君とも走っているし、それぞれの関係性があるから難しかったです。ただ、4人いて、そのうち2人が動けて、神奈川の2人が師弟なら、無理に並ぶよりも別の方がいいかなって。それぞれが持ち味を出してゴール前集合できればということで(話が)まとまりました」と説明。 来月の4月で40歳になると言っていた岩本だが、脚力の衰えは一切なく、逆に凄味が増している感じ。3日目に行われる決勝戦も力の違いを見せつけ10連勝・完全優勝を決める!(アオケイ・長谷川記者)