鹿児島県姶良市が誤って委託料を315万円過払い…7年間17事業者に、廃業などで半額以上は回収不能
鹿児島県姶良市は21日、介護予防事業などを委託した17事業者に対して、誤って委託料を7年間で計約315万円過払いしていたと発表した。
市長寿・障害福祉課によると、委託料は非課税にもかかわらず、同課の担当者の認識不足で2017~23年度分について消費税分を含めて事業者に支払っていた。5月に事業者から問い合わせがあり判明した。廃業や事業をやめた事業者もあるため、返還を求めることが可能な20~23年度の過払い分約150万円について11事業者に返還を要請する。
同課は「今後このようなことがないよう再発防止に努め、適正な事務の執行にあたる」としている。