【福岡ボート・一般】当地のオリジナルタイム活用の攻略法
<19日・福岡ボート・初日> 【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】 直近5節の展示タイムトップと1周タイムトップの成績を表にしてみました。この表から近況の当地の傾向を探っていきましょう。 直近5節に関して言えばいずれのタイムトップの成績も〝高値安定〟で、1着率、2連対率、3連対率のどの項目も高水準を誇っています。これにはエンジン相場の固定が関わっています。当地はエンジン差が激しく、エンジンの使い納めの時期はその差が最大限に拡大している状況。この時期は例年、〝出る〟エンジンはほぼ決まっているので、当然ながら展示タイムトップも1周タイムトップも成績は〝高値安定〟となるのです。
その中でも注目は、展示タイムトップでは1着率、1周タイムトップでは3連対率です。 展示タイムトップの1着率は、初下ろし当初は10%台の節もありましたが、この表では30%オーバーがほとんど。それだけ安定して1着を取り出したということです。 1周タイムトップの1着率も、表の全ての節で40%を超えていますが、1周タイムは1号艇が出やすい傾向があるので、インの1着率が全国的に高い昨今を考えると数字が高くなるのは当然。舟券対策で1着を探す場合は展示タイムトップの方が有効なのです。 ただ、舟券貢献度を探る上では、1周タイムトップの3連対率の高さは無視できません。舟券の組み立て方としては、1周タイムトップの選手を舟券には必ず入れて、アタマを固定したい場合には展示タイムトップを軸にするというのが当地のオリジナルタイムを活用した攻略法です。