大阪桐蔭新エース・森 圧投7回11K完投星 プロ注目の最速151キロ右腕、阪神など3球団視察
「秋季高校野球大阪大会・5回戦、大阪桐蔭7-0八尾」(29日、大阪シティ信用金庫スタジアム) 今夏王者の大阪桐蔭が八尾に7-0で七回コールド勝利。新チームで背番号「1」を背負うプロ注目の最速151キロ右腕・森陽樹投手(2年)が今秋公式戦初先発し、7回5安打無失点で完投した。 「真っすぐをしっかりコースに投げられました」。七回1死満塁では決め球に直球を用いて2者連続三振を奪うなど、毎回の11奪三振で圧倒。打っては七回1死三塁でコールド勝ちを決める中前適時打を放つなど3安打2打点。阪神など3球団のスカウトが視察する中、投打で躍動した。 今夏の甲子園2回戦敗退後に一から体を作り直し、体重は2キロ増の90キロに到達した。「とにかくチームを勝たせないといけない」と森。名門のエースとしてチームを頂点へと導く。 ◆森 陽樹(もり・はるき)2007年8月1日生まれ、17歳。宮崎県延岡市出身。189センチ、90キロ。右投げ左打ち。投手。小1から東海東少年野球クラブで野球を始め、聖心ウルスラ学園聡明中時は軟式野球部に所属。大阪桐蔭では昨秋から背番号「15」でメンバー入り。最速151キロ。球種はカットボール、カーブ、スプリット。