【RWS】女子ムエタイの新星17歳のJKファイター・カナが完勝で5勝無敗に
ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS) 2024年3月9日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム 【写真】前日計量でのカナ ▼プレミナリ―ファイト第1試合 103ポンド(46.7kg)契約 2分3R ×カオカノック・ウォーチャクラウット(タイ) 判定0-3 〇カナ・エクシンディコンジム(=押川香菜/エクシンディコンジム) カナはタイでIMSA女子ピン級王座に就くと、2022年12月の国内プロデビュー戦でKO勝ち。僅かプロ2戦目にしてミネルヴァピン級王者・撫子を破るジャイアントキリングを起こして最強現役女子高生ファイターとして注目を集め、4戦4勝(1KO)と国内で連勝街道を突き進んでいる。11勝3敗2分のカオカノックとは17歳対決となった。 リング上で笑顔の余裕を見せるカナ。1R、長い手足のカオカノックは前蹴りと右ミドル、カナは右へ回り込みながら右ローを蹴る。右ミドルをややもらいすぎのカナだが、右ローをしっかりリターンしていいタイミングで決めていく。オープンスコアは10-9×3でカナ。 2R、いきなり左縦ヒジを交錯させる両者。カナはカオカノックの右ミドルをキャッチしての右ストレートを見舞う。ギアを上げたカナが前へ出てパンチと右ローで攻め、ボディへの右ストレートも当てる。パンチで来るカオカノックに前蹴り、右ローで応戦するカナ。カオカノックが首相撲に来るとボディクラッチで押し込んでいく。OPスコアは10-9×3でカナがリード。 3R、カオカノックの左ミドルに右ストレートを打つカナ。カオカノックは首相撲に持ち込んでのヒザ。離れるとカオカノックのテンカオをカナは右フックで吹っ飛ばす。右ロー、前蹴り、左ストレートからの右ロー、左縦ヒジと攻めるカナ。カオカノックの右縦ヒジはかわす。ポイントでリードしているカナだが攻撃の手は休めず、左ボディを狙い撃ちして前蹴りでもボディを攻める。 諦め気味のカオカノックに最後までカナが攻め込み、ジャッジ三者とも30-27の完勝を収めた。
ゴング格闘技
【関連記事】
- 【KNOCK OUT】6月対決が決定、鈴木千裕「正々堂々と本気で殴り合いたい」五味隆典「20年前の五味隆典を千裕に見せてやろうかな」
- 【K-1】皇治が秋山成勲との対戦を提案「立ち技でしか絶対にしないですけれど」秋山は「みんなが見たいと思うのであれば」
- 【GLORY】ヘビー級8人制ワンナイトトーナメントは“キング・オブ・キックボクシング”リコ・ヴァーホーベンが決勝KO勝ちで優勝
- 【DEEP】マルティネスが酒井に判定勝ちでメガトン級統一王者に、青井が神田にリベンジでフェザー級王座戴冠
- 【KNOCK OUT】五味隆典と鈴木千裕が対戦に合意!6・23代々木第二にてボクシングルール、73kg契約でKOボーナスは1000万円予定