北日本は今夜以降荒れ模様 ふぶきや大雪に注意・警戒を 全国的に寒さ続く
北日本の日本海側を中心に、今夜からあす(金)にかけて荒れた天気となる見込み。ふぶきや吹きだまりによる交通障害、電線や樹木への着雪、落雷や突風に注意・警戒が必要だ。また、あす(金)にかけて雪の量が多くなる所があるため、大雪にも十分注意が必要となる。関東など太平洋側は晴れ間があるが、真冬の寒さの所が多くなる見込み。
北日本は冬の嵐
日本海側は朝までに比べると、雪の降り方の落ち着いている所が多い。ただし今夜以降、低気圧が接近・通過し、あす(金)にかけて強い寒気が流れ込む北日本を中心に、雪や風が強まるため注意・警戒が必要だ。大気の状態が不安定となるので、日本海側の各地は落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要となる。
北日本はあす(金)朝にかけて太平洋側にも雪の範囲が広がり、ふぶく所があるため、交通障害にも注意が必要となる。あす(金)日中も、北日本の日本海側や北陸の山沿いは雪が降りやすい見込み。とくに、北海道の石狩湾周辺は集中的に雪雲が流れ込む可能性があり、雪の量が多くなるおそれがある。
週末以降の天気
18日(土)は東・西日本で晴れる所が多く、北陸も晴れ間がある見込み。ただし、朝は全国的に冷え込みが強く、東京など関東は昼間もまだ気温が上がりにくい見込み。19日(日)も朝は寒いが、日中は各地で気温が上がってくるため、積雪の多い地域は落雪やなだれに注意が必要となる。
20日(月)は太平洋側で一時的に冷たい雨が降るが、来週前半は全国的にこの時季としては気温が高くなる見通し。関東から西は12℃~15℃と、3月上旬並みの所が多くなりそうだ。本来は一年で最も寒い時季にあたるが、今年に関しては少々様子が異なるので戸惑いを感じるかもしれない。 (気象予報士・高橋和也)