【横浜好き】一軍復帰した度会隆輝が活躍、交流戦を怒涛の7連勝
怒涛の7連勝で交流戦が終了。終わってみれば、当初の目標だった連覇こそ逃しましたが、11勝7敗でセ・リーグでは最高順位、12球団中では3位という好成績でした。
6月9日の福岡ソフトバンク戦で連敗を4で止めると、先週は敵地で千葉ロッテ、埼玉西武を相手に6戦全勝。この快進撃の大きな要因となったのが、11日に一軍復帰したドラフト1位ルーキー・度会隆輝です。
復帰初戦の第1打席でいきなり2点タイムリースリーベースを放つと、ここから球団新人記録を更新する6試合連続タイムリーを記録し、週間成績は26打数10安打の打率.385、10打点をマークしました。
今季はスタートから「今週の度会」コーナーを続けてきましたが、今回はスペシャル版としてコラムまるごと「度会」でいきたいと思います。
◆一軍復帰戦、地元千葉で大活躍 一軍に再登録された11日の千葉ロッテ戦、9番・ライトで昇格即スタメン出場。0-0の2回に伊藤光、大和、井上絢登の3連打で先制した後、なおも無死1・3塁のチャンスでロッテ先発・小島和哉から右中間を破るタイムリー3塁打を放った。
この日の安打はこの1本のみで4打数1安打だったが、約1ヶ月ぶりとなった一軍の舞台で上々の再スタートとなった。12日は8番で5打数2安打。5回の第2打席に先頭打者としてショートへの内野安打で出塁すると、続く6回には2死1・2塁の場面でロッテ2番手・坂本光士郎からセンター前にタイムリーを放った。前日と合わせて2本のタイムリーは、いずれも左投手からの価値ある一打だった。
同一カード3連勝となった13日は2番で4打数3安打の猛打賞。ロッテ先発・西野勇士から初回にセンター前ヒットを放つと、続く3回には1死2塁の場面で追加点となるライトへのタイムリー。5回にもセンターへ安打を放って自身5度目の猛打賞となり、試合後はヒーローインタビューを受けた。
千葉県出身の度会にとってZOZOマリンスタジアムは「中学校でも社会人でも試合をやっている」思い出の場所で、最高の形での地元凱旋となった。