沖縄県が公文書管理条例制定へ 県民の意見募集し政策決定文書などの管理強化を図る
沖縄県の政策決定文書などの管理強化を図る公文書管理条例の制定に向けて、県はパブリックコメントを募集しています。県は政策決定やそのプロセスを記した文章などの保存や利用方法を定めた公文書管理条例の制定を目指しています。 ▼玉城知事「公文書管理条例を制定することによって県民や様々な方々が広く(公文書を)利用できる体制を整えていけるように、県庁全体でもそのような認識の確認をしていきたい」 県はこれまでに作成した条例案の概要をホームページで公開し、今月23日までパブリックコメントとして県民から幅広い意見を受け付けています。 県内では大田県政時に沖縄関連の記録を保管する県公文書館が設立されましたが米軍普天間基地の移設問題に対する政策決定の記録など重要な会議の議事録がほとんど残っていないことなどが識者から指摘されていました。全国的に条例を制定している自治体はごくわずかですが県は2月定例会で条例案の提出を目指しています。
琉球放送