「再選したら絶望」おねだり斎藤元彦知事の“退職金と出直し選挙費”、アンチと応援団の場外乱闘
9月27日、自民党総裁選や大谷翔平の所属するロサンゼルス・ドジャースの地区優勝、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の最終回など、数々のニュースが飛び交うなか、渦中の人物が“最後の日”を迎えた。 【写真】「俺は知事だぞ!」アピールがすぎる斎藤知事
《再選したら絶望するわ》
「兵庫県の斎藤元彦知事です。かねてからパワハラや“おねだり”問題で世間から厳しい追及を受け、19日には県議会にて不信任決議案が全会一致で可決されていました。辞職か、県議会の解散かどちらを選ぶのか注目が集まりましたが、26日に斎藤知事が表明したのは“失職”の意向。いわゆる、出直し選挙の道を選んだのです。 30日以降は副知事が職務を代行するため、27日は斎藤知事にとって最後の登庁日でした。3年前の就任時には大きな拍手をもって迎えられましたが、今回は見送る職員の姿はほとんどなく花束の贈呈もなし。その様子は、斎藤知事が置かれている立場を如実に表しているようでしたね」(全国紙記者) 出直し選挙は11月の中旬ごろを予定されているとのこと。斎藤知事は、 「ベストを尽くして自分流でできることをやる。大変な選挙になるだろう」 と、記者会見で選挙への決意を語っていたが、ネット上の彼に対する声は厳しい。 《再選したら絶望するわ》 《どんだけ図々しいんだろ》 《鋼のメンタルお化け》 《心臓に毛が生えてるとはこの人のことだよね》 などと、斎藤知事の一連の言動について、怒りを通り越して呆れたという人も少なくない。そして、《面白半分で投票しちゃだめよー》と呼びかける声も見受けられる。 この失職に伴い、斎藤知事の懐に入る退職金は約1500万円と言われている。さらに知事選には約18億円の費用がかかるという報道も。
《貴方は間違っていません》
しかし、その一方で斎藤知事を応援する動きがあるのも事実。 「失職を表明した後、自身のXにてお詫びと選挙への決意を綴った投稿には、15万件を超える“いいね”がついていました。コメント欄には9000件を超える声が寄せられており、かなりの数の応援コメントも見当たります。支持の理由として主に挙げられているのは知事としての実績。この3年間の“斎藤県政”に感謝している人も少なくなく、応援団がつくられる勢いです」(スポーツ紙記者、以下同) 実際、寄せられたコメントを見てみると、 《自分はテレビもネットも色々見た上で斎藤知事がクロだと思わなかったので応援することにしました》 《兵庫県民です。全力で齋藤さんを応援します!貴方は間違っていません》 《県民の為に働かず職務放棄している議員共に負けて欲しくないです》 《県政に興味ない人や県外の人間、知事を罵倒するのいい加減にして》 などと、熱烈に支持を表明する言葉が並んでいる。こうしたコメントに対し、反論する意見もあり、すでに“場外乱闘”の様相を呈している。 この失職に伴い、斎藤知事の懐に入る退職金は約1600万円と言われている。さらに知事選には約18億円の費用がかかるという報道も。 出直し選挙まで残り1か月強。果たして、この間に世間の論調が大きく変わることはあるのか。兵庫県、さらには斎藤元彦氏個人から目が離せない。