新しいフォルクスワーゲン・ゴルフ登場、日本仕様発表へ
3年ぶりのマイナーチェンジに期待大。 【写真を見る】新しいゴルフの全貌を徹底解剖(31枚)
GTIも設定へ
7月3日、フォルクスワーゲン・ジャパンは、マイナーチェンジを受けた「ゴルフ」を発表した。 現行ゴルフは、2021年より日本へ導入された8世代目だ。エクステリアでは、イルミネーション付きVWエンブレムを初採用した。 インテリアでは、最新のインフォテインメントシステム「MIB4」を搭載。センタークラスターに12.9インチ大型タッチディスプレイを設置した。前方視界を遮らない位置に固定され、またドライバーに向けて角度を付けて視認性を高めている。エアコン温度設定や音量設定については、ディスプレイ下部に配されたバックライト付きタッチスライダーバーで操作可能だ。演算処理が向上した結果、地図スクロールなどのレスポンスも改善したという。 さらにMIB4は、「IDA(アイダ)ボイスアシスタント」と、呼ぶ音声による機能操作を搭載。インフォテインメントやエアコンなど多くの車両機能をコントロール出来る。デフォルトでは「Hello, IDA(ハロー・アイダ)」もしくは「Hello, Volkswagen」で起動するが、任意の言葉にも変更可能だ。 パワートレインは出力特性の異なる2種類の1.5リッターeTSI 48Vマイルドハイブリッドシステム(85kW/116psまたは110kW/150ps)、先代に引き続き設定されるデュアルAdBlue噴射機構、ツインドージングシステムをそなえた2.0リッタTDIクリーンディーゼルエンジンにくわえ、ハッチバック伝統のスポーツグレード「GTI」には2.0リッターTSI 195kW/265psエンジンがラインナップされる。 グレードは、レーンキープアシストシステム「Lane Assist」、 レーンチェンジアシストシステム「Side Assist Plus」などの最新の運転支援システムを標準装備としたエントリーグレード「Active Basic」から、GTIまで全9種類を用意した。 新しいゴルフの予約注文は、9月より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて開始し、2025年1月より出荷を開始する予定だ。価格は今後明かされる。
文と編集・稲垣邦康(GQ)