キーマン直撃 巨人・岡本和真、大好きなゲーム「COD」のように撃って撃って打ちまくるには…
交流戦は楽天が初優勝を飾り、セ・パ両リーグは21日にリーグ戦が再開する。活躍が期待される選手に迫る「キーマンを直撃」の第1弾は巨人・岡本和真内野手(27)。昨季3度目の本塁打王に輝いた主砲は、2戦連発で締めた交流戦でトップタイ(17日現在)の14打点を挙げた。シーズン12本塁打は14本で1位のヤクルト・村上に次ぐ2位。しかしながら悩める胸中を明かした。(取材構成・樋口航) 【写真】練習中、巨人・岡本に体当たりする中日・中田翔 --交流戦を終え、シーズンの成績は打率・264、12本塁打、36打点 「全く思った通りにいっていない。何とかしないといけないと思っています」 --41本で本塁打王に輝いた昨季と何が違う 「数字もですけど、こういうふうに打ちたいと思っているのが全然できていない。自分の感覚との違和感がある。打席内で投手に向かっていくまでの感覚が良くない。相手があることなので仕方ないけど、もっとできることがあるんじゃないかと」 --近年で感覚が良かったシーズンは 「その年によって『あのときのこれが良かった』とかがあるので、一概には言えないですけど、全体的に見ると去年ですかね」 --昨季は41本塁打のうち、中堅から左方向が38本(今季は12本の全てが中堅から左方向) 「強引ではなく、勝手に左方向に飛んでいる感じだった。反対方向に打てているときの良さもあるので、去年みたいにこっち(左方向)に打てるし、今までみたいに右(方向)にも本塁打が打てる。それが理想ですね」 --5月末に1軍に合流したエリエ・ヘルナンデス外野手が米国から持参したバットが規定で使えずに困っていると、自身のバットを5本プレゼントした 「国際部の人からエリ(ヘルナンデスの愛称)のバットの形、重さが自分のものに似ていると聞いたので」 -―6連敗で迎えた14日、北海道での一戦を前に阿部監督がミーティングで『今日勝って、すすきのに飲みにいこう』と鼓舞して勝った。岡本選手は15、16日に本塁打をマーク。気分転換の効果か 「僕、あんまり外に出ないので、ホテルでご飯を食って、ゲームして寝ました」