5人家族のこだわり新居、“開放的”かつ“プライベートな”空間どちらも実現【住人十色】
俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務める、MBSテレビ『住人十色 ~家の数だけある、家族のカタチ~』(毎週土曜 後5:00 ※関西ローカル)の28日放送回では、「5人家族がつかず離れず!緑あふれる開放的なのにこもれる家」を紹介する。 【番組カット】家で一番大きなガラス窓があるダイニングスペース 今回の住人(アルジ)は3人の子どもがいる5人家族。4年前、夫妻の地元である兵庫県川西市に家を建てた。外観は、木のぬくもりがあふれる和モダンな印象。家の中に入ってまず目に入るのは、大きな窓。実は窓の向こうは中庭で、そんな中庭をぐるっと取り囲む形で各部屋が配置されている。 かつて、東京の有名建築事務所で働いていた夫。独立を機に地元に戻り、夫の実家があった場所に新居を建てることになった。カーテンがいらない大きな窓と緑、さらに「開放感は抜群。でも家族それぞれのプライベートな空間も欲しい」という妻の要望に応えたのが、この家だ。 玄関からつながっているのは、天井高4メートルのリビング。中庭に面した空まで見える大きな窓のおかげで、開放感は抜群。外からの視線は、庭を挟んだ向かいの部屋のおかげで、カットできている。念願のカーテンいらずが、実現した。各部屋の間には、あえて作られた狭い廊下によって、リビングやダイニングなど、それぞれの空間がゆるく区切られた。 リビングに続くのは、この家で一番大きなガラス窓があるダイニングスペース。妻がいつも座る席からは、ちょうどリビングで遊ぶ子どもたちの様子が見えるので、安心感もありながら、つかず離れずのちょうどいい距離感が持てるという。 ダイニングから屋外のテラス、寝室などがゆるくつながり、寝室の奥の扉を抜けると、回遊動線のスタート地点に戻る。2階には、それぞれの個室が設けられている。妻は「私が1人でいても、子どもたちは『ママがそこにいるから』って安心して、別の部屋で好きなことをやっている。本当に、この感じが良かったなあって思いますね」と満足そうに語る。