【写真：Getty Images】

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）グループF第5節、パリ・サンジェルマン（PSG）対ニューカッスル・ユナイテッドの試合が現地時間28日に行われ、試合は1-1の引き分けに終わった。劇的ドローによって、PSGは3位転落を免れたが、終了間際のPK判定が物議を醸している。米メディア『ジ・アスレチック』が指摘した。 【グループリーグ順位表】UEFAチャンピオンズリーグ23/24 　PSGを率いるルイス・エンリケ監督は、キリアン・エムバペやウスマン・デンベレ、アクラフ・ハキミなどを先発起用。24分には、ニューカッスルのアレクサンデル・イサクに先制点を決められてしまう。追いかける展開となったPSGは、なかなかゴールを決められず、後半アディショナルタイムに突入した。そして、このままニューカッスルが逃げ切るかに思われたが、ペナルティーエリア内でボールがニューカッスルのティノ・リヴラメントの胸に当たった後、腕に触れたことでPKの可能性が浮上。VARの結果、PKの判定が下され、エムバペが決めたことで試合は1-1の劇的ドローに終わっている。 　しかし、同メディアは不可解な点に注目し「リプレイは、ボールがリヴラメントの胸に当たった最初の接触点ではなく、リヴラメントの腕に当たったところをズームアップした。最高レベルの審判を務めたことのあるマルシニアクは、プレーを続行させた最初の判断を覆し、ペナルティスポットを指差した。滑稽な決断であり、ニューカッスルにとって最も残酷な結末だ」との見解を示している。