不倫報道の玉木氏「浮かれた」、妻は叱責「一番近い人守れぬ人に国守れない」会見やりとり
国民民主党の玉木雄一郎代表は11日午前、国会内で記者会見し、自身が元グラビアアイドルの女性と男女関係にあったと報じられたことについて、妻から「一番近くにいる人を守れない人は国を守れない」などと叱責を受けたと明らかにした。「この言葉を胸に刻み、少しでも国益にかなう仕事ができるようにしたい」と述べ、議員辞職はしない考えも示した。 【写真】「逃げている印象にならないように」 玉木氏の手元には不倫釈明の応答要領「好意持った」に下線 11日公開された「SmartFlash」は、先の衆院選後の10月30日夜、玉木氏が東京・新宿のバーで39歳のタレントと密会し、今年7月にも高松市内のホテルで密会したなどと報じている。 国民民主党は先の衆院選で公示前議席を4倍に増やすなど躍進しており、玉木氏は「浮かれていた部分があった。冷静さを失った行動だった」と釈明した。 会見の主なやり取りは以下の通り ■代表辞任かどうかは「仲間の意見を聞く」 「報道された内容はおおむね事実だ。家族のみならず、期待を寄せてくれた全国の皆さんに心からおわびを申し上げる。申し訳ございませんでした」 「家族、特に妻にはすべてを話した。『こんな大事な時期に、こんな報道されて何やってんだ』と強く叱責を受けた。まったくその通りだ。謝罪しても、謝罪しても、許されるものではないと思っているが、謝罪を続けたい。プライベートな話で、家族の意向、相手方もあるので、細かく話しにくい所もあるが、答えられることはすべて答える」 ──11日午後に予定される首相指名選挙では1回目も決選投票も「玉木雄一郎」と書くという党の方針に変更はないか 「12時の両院議員総会で改めて仲間の意見を聞きたい」 ──代表辞任の考えは 「仲間の意見を聞きたいと思う」 ──女性と知り合ったきっかけは。いつから交際したのか。なぜひかれたのか 「もともと、女性は地元で観光大使をしていた。さまざまなイベントでご一緒することがあった。交際がいつからかについては、妻にはすべてを話しているが、相手もある話なので差し控えたい。妻子のある身で、ほかの女性にひかれたということは、ひとえに私の心の弱さだ」 ■一生かけて家族に謝る