【動画解説】紫外線強まる 注意したい場所は? ゴールデンウィーク 屋外のレジャーは対策を
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まもなく始まるゴールデンウィーク。屋外でのレジャーを予定している方も多いと思いますが、紫外線対策は万全ですか?今回は、紫外線に特に注意が必要な場所についてお伝えします。
ゴールデンウィーク期間中は、沖縄には前線が停滞し、梅雨のような天気が続くでしょう。西日本から北日本にかけては、短い周期で天気が変わる見込みです。
晴れる日は、紫外線に注意が必要です。この時季は紫外線が強まっていて、西日本や東日本を中心に「非常に強い」紫外線が降り注ぐ予想となっています。
特に注意が必要な場所のひとつが「標高の高いところ」です。標高が1000m高くなると紫外線は約10%強くなるといわれています。紫外線は上空から地上に到達する間に、空気分子などによって散乱されて弱まります。しかし、標高が高いとそもそもの大気の量が少なくなるため、紫外線が散乱を受けにくくなるのです。標高が高いと涼しくなるので油断しがちですが、山に出かける方は紫外線にご注意ください。
また、紫外線は反射する性質があります。特に砂浜や水面などは反射率が高いため、上からだけでなく、下から反射してくる紫外線にも注意が必要です。
日傘や帽子、サングラスだけでは、下から反射する紫外線を防ぎきれないことがあります。日焼け止めや、アームカバーなどの衣類を活用して、対策をしっかりとしていきましょう。(気象予報士・石上沙織)