「CFは必ずしもポストプレーヤータイプじゃなくていい。彼を試しても…」10月のサウジ戦と豪州戦で新たに呼ぶべきアタッカーは?【日本代表/W杯アジア最終予選】
シャドーでボールが収まるなら…
北中米ワールドカップのアジア最終予選、中国、バーレーンを相手に開幕2連勝した日本は、10月にサウジアラビア(10日/アウェー)、オーストラリア(15日/ホーム)と戦う。ひとつの山場となるこの連戦で、主力メンバー以外で呼ぶべき選手は誰か。識者の河治良幸氏は「バーレーン戦で上田綺世選手と小川航基選手が活躍したので濁りましたが」と断ったうえで、即戦力となり得るアタッカーを数人挙げた。 【動画】10月のW杯アジア最終予選展望 「町野修斗選手(キール)、大橋祐紀選手(ブラックバーン)、オナイウ阿道選手(オセール)。クラブである程度結果を出しているこの3人に加え、古橋亨梧選手(セルティック)も候補に入ってきます」 河治氏は「CFはもはやポストプレーヤータイプじゃなくてもいい」と持論を展開する。 「今の代表にはシャドーで鎌田大地選手(クリスタル・パレス)のようにボールを収められる選手がいます。そうすると、CFは必ずしもポストプレーヤータイプじゃなくていい。上田選手や小川選手の他に浅野(拓磨)選手(マジョルカ)、前田(大然)選手もこなせるポジションですが、古橋選手を試していいかもしれません」 現行の3-4-2-1システム、「2シャドー+CF」なら、裏抜けが得意な古橋は活きると河治氏は考えている。 「例えば、かつてのサンフレッチェ広島。佐藤寿人選手がCFを担って、その後方に髙萩洋次郎選手と浅野選手がいました。裏抜けが得意な佐藤選手がゴールを量産できたのは、シャドーでボールを収められる髙萩選手がいたから。髙萩選手と同じように、鎌田選手らが高い位置でタメを作れれば古橋選手のようなタイプも活きるはずです」 また町野について河治氏は「彼はシャドーでも使える」と言っている。 「足が速いうえに動きの幅もあるし、チャンスメーカーとしても機能するから、CFだけで考える必要はありません」 上田が頭ひとつリードしているCFだが、他のアタッカーを試す余地はありそうだ。 構成●サッカーダイジェストTV編集部
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