熊谷隆志さんのスタイル論「今はこういうのが好き」。パンツ選びや小物使いをインタビュー
熊谷隆志さんの装いを見ると「スタイリスト=スタイルを作る人」だと直感で理解できる。 ▶︎すべての写真を見る トレンド素材がどうだの、色合わせがどうだの、小理屈はいっさいなし。堂々ひと言「今はこういうのが好きなんだよね」。 そう、問答無用のオリジナルがここにある。
アクセントで効かせたペンキ付きペインターパンツ
熊谷さんが好むボトムスのひとつが古着のペインターパンツ。「“ペンキの跳ね”がポイント。こういうの、20本は持ってると思う」。 スエードブルゾンはシュプリーム。ヴィンテージライクなTシャツはセント マイケル。ハットはテキサスに行ったときに購入したものだ。 フェーディな大人らしい色でまとめたなか、ペインターパンツのリアルな汚れがやっぱり効いている。
大人こそ取り入れたいトップスにおける“白 × 白”
積雪時のカモフラージュ用ミリタリーパーカは古着店で見つけたもの。いい感じにヤレた白と、新品のTシャツのまぶしい白。その差異があるから、白同士でも落ち着いた雰囲気が漂うのだ。 「ツイード素材のショーツはポール・ハーデン。味があっていいよね」。 シュプリームのハットはカモフラ柄で、ミリタリーパーカと何気にリンクしているのが心憎い。
トートバッグはラントハウスのもの。ランドリーバッグとしても使える大型トートで、個性的なバンダナ柄が魅力だ。 「たっぷり入るし、スタイリストにおすすめだよ!」。 嶌原祐矢(UM)=写真 加瀬友重=文
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