大島チームが県制覇 地区対抗女子サッカー 中学生8人、一般4人が快挙
鹿児島県サッカー協会主催の2023年度地区対抗(O―13)女子サッカー大会は11月25、26の両日、志布志市しおかぜ公園であった。6チームが予選リーグ後、順位決定リーグで競い、大島地区が優勝を飾った。 大会は中学生以上が対象。大島地区は中学生8人、一般4人の計12人で試合に臨んだ。初日は3チーム総当たりの予選パートAで全勝し、2日目の上位パートに進出。第1試合は北薩を3―0で下し、第2試合は姶良Aと2―2で引き分けた。姶良Aとは勝ち点で並んだが、得失点差で優勝を決めた。 チームに携わって16年になるという武野弘嗣監督は「大会は今年で25回目となるが、おそらく大島地区の優勝は初めて。選手たちの頑張りをたたえたい。保護者や地域の方々の支えに感謝している」と喜びを語った。 「これまでは中学生がメインのチームだったが、今回は島に帰ってきてくれた教え子たちが一般選手として一緒に大会に出場してくれた。小学生の女子選手もいるので、今後の群島の女子サッカー普及につながってほしい」とも話した。