日大藤沢・上野尚輝ヘッドコーチ、初めて導入した守備に手応え 日体大柏に2-1で勝利
3月9日、2023年度柏スプリングカップ【後期日程】の大会初日で、日大藤沢が2-1で日体大柏を下した。 【フォトギャラリー】日大藤沢vs日体大柏 激戦区神奈川を制し2年連続で冬の全国に臨んだ日大藤沢だったが、第102回全国高校サッカー選手権では近江にPK戦の末に敗れ大会初戦で姿を消した。日大藤沢はその敗戦の要因を分析し、この柏スプリングカップ【後期日程】で守備の動き方やプレッシャーのかけ方、カバーリングの動き方などの改善に取り組んでいた。 佐藤輝勝監督に代わって指揮を執った上野尚輝ヘッドコーチは「今回初めて導入した守備でチャレンジしてみましたが、1失点したものの、手応えはあった」と、この試みに一定の評価を与えた。 また攻撃に関しては「高校サッカーの特徴でもあるんですけど、前への勝負に急ぎすぎて体力的な部分などを考えると、もう少しゲームコントロールが必要」と課題を口にした。 「常に自分たちがチャレンジャーであることを忘れず、日大藤沢の歴史や今までの自分たちを越える」という意味を込めたという2024シーズンの日大藤沢のスローガンは「挑越」。新たなスローガンを掲げた強豪校が新シーズンのスタートを切った。 (取材=田原豊)