ヤ軍エースのコール、契約破棄オプション行使→一転して残留決定「本人は去りたくなかったし、チームも戻ってもらいたかった」GM説明、ファンは歓喜「俺たちは救われた」
ニューヨーク・ヤンキースのエース、ゲリット・コールが残留を決めた。コールは現地11月2日に残る4年1億4400万ドル(約220億円)の契約を破棄するオプションを行使したが、球団との話し合いの末に一転して残留を決めた。 【動画】コールの残留を報じるNY放送局『SNY』のニュース ヤンキースは3600万ドル(約55億円)の1年契約を5年目に追加することで、コールの契約破棄を無効にできるオプションを持っていた。しかし、NY放送局『SNY』などによると既存の4年契約を継続させることで両者が一致。5年目以降の延長については、今後、話し合う予定だという。 現地4日、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、サンアントニオで行なわれた年次GM会議に出席した際、報道陣の質問に答えた。 「ゲリットがオプトアウト権利を行使した後、私たちは話し合った。オーナーのハル・スタインブレナー、球団社長のランディ・レイバン、代理人のスコット・ボラス、そしてコール本人とね。私たちはゲリットに残ってもらいたかったし、本人も去りたくなかったのは確かだ」 「針の穴に糸を通すような努力を行ない、それを継続させ、健全な話し合いを多く行なった。現在の契約は、彼が37歳になるまでのもの。その先についてはまた話し合うことができる。重要なのは、ゲリットがエースとして戻ってくることだ」 ワールドシリーズ後に沸き起こったコールのオプトアウトは、ヤンキース残留の形で落ち着いた。この報道に、とりわけヤンキースのファンが反応。「俺たちは救われた」「俺たちのエース」「素晴らしいニュース」「朗報だ」「次はソトだな」「きょうも、明日も、彼は永遠にヤンキースだ」「コール、ありがとう」などと歓喜の声を挙げた。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「よりエキサイティングなシーズンになる」“お祭り男”E・ヘルナンデスがドジャース残留を熱望!「とても特別なことだ」
- 「シルバースラッガー賞」の最終候補者が発表! 大谷翔平、2年連続受賞なるか!? 鈴木誠也も外野手部門で選出、受賞ならイチロー、大谷に続いて日本人3人目の快挙
- 「今すぐ契約を!」「最も好きな選手の1人」T・ヘルナンデスのポストシーズンでの圧巻プレー集に反響!「ここぞという時に神業守備が出来る」
- 「基礎よりも才能を重視」NY紙がジャッジら凡ミス連鎖のヤンキースを一刀両断。WS史上最悪の守備を「エミー賞のベストコメディー作品」と揶揄
- 佐々木朗希、ロッテからの来季条件提示“拒否”の米報道に波紋「ドジャースだ!」「向こうの有識者層はアテにならん」