<Eye Love You>鳴海唯、流ちょうな韓国語は「語学アプリで毎日勉強」 チェ・ジョンヒョプら共演者とのエピソードも明かす
俳優の鳴海唯が、二階堂ふみ主演の火曜ドラマ「Eye Love You」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)に出演中。同作で鳴海は主人公・侑里(二階堂)が社長を務める「Dolce&Chocolat.」の社員・仁科明日香を演じており、ドラマでは流ちょうな韓国語も披露している。このたび、WEBザテレビジョンでは鳴海にインタビューを実施。撮影のために絶賛勉強中だという韓国語にまつわるエピソードや、個性豊かな共演者の素顔などについてたっぷりと語ってくれた。 【写真】鳴海唯“仁科”とチェ・ジョンヒョプ“テオ”の席は隣同士 ■ テレパスの主人公×年下韓国人が織りなすファンタジック・ラブストーリー 同作は、心の声が聞こえる“テレパス”を持つ主人公が超ストレートな年下の韓国人男性と恋に落ちる、もどかしくも明るいファンタジック・ラブストーリー。 ある事故をきっかけに、目を見るとその相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ本宮侑里(二階堂)は、知りたくもない相手の「本音」が聞こえてしまうため、恋をすることは長い間諦めていた。 そんなある日、侑里が出会ったのは明るく人懐っこい性格の韓国人留学生のユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)。彼と偶然目が合うも、聞こえてきた声は韓国語だった。太陽のように明るくストレートなテオは、自分の本音をさらけ出せない侑里の閉ざされた心をとかしていく。 侑里とテオを取り巻くキャストとして、大学時代に侑里と出会い、ともにチョコレートショップ「Dolce&Chocolat.」を立ち上げた花岡彰人役で中川大志、ショコラティエ兼ショップの店長でありながら、恋愛マスターとしての一面も持つ池本真尋役で山下美月(乃木坂46)が出演。 また、テオの先輩で頼れる兄のような存在の小野田学役を清水尋也、男手一つで侑里を育ててきた本宮誠役を立川志らくが演じる他、ゴリけん、鳴海、絃瀬聡一、杉本哲太ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。 ■ 初の民放GP帯連ドラレギュラー出演は「ありがたい気持ちでいっぱい」 ――ドラマも終盤戦に突入しますが、これまで撮影に参加してみていかがですか? 民放GP帯の連続ドラマにレギュラー出演するのは人生で初めてのことなので、ありがたい気持ちでいっぱいですし、意外と緊張することなく毎日穏やかな雰囲気で撮影をさせていただいています。 ――改めて、鳴海さん演じる仁科はどんな人物か教えてください。 仁科ちゃんはすごく洞察力がある子だなと感じています。侑里さんは目を見ると相手の心の声が聞こえますが、仁科ちゃんはそういった力を持っていなくても、常に周りの状況を見ているので、物事を先読みして行動ができる女の子だなという印象です。 実際、侑里さんのことを「ん?」と怪しんだりするシーンがあったりするのですが、そういった洞察力の高さが「仕事ができる」と言われるゆえんなのかなと思います。 ――そういった洞察力の高さはせりふのないシーンでも意識しているのでしょうか? 仁科ちゃんは、少しでも「ん?」と思うことがあったらボソッと突っ込まずにはいられない子なのかなと思いまして。ドラマを見返してみると仁科ちゃんが亀さん(ゴリけん)に突っ込んでいたりするシーンがあるので、見返す機会があればぜひ注目してほしいです! ■「Dolce&Chocolat.」を支える6人の“素顔”を明かす ――「Dolce&Chocolat.」には個性豊かなキャラクターがそろっていますが、共演者の皆さんとのエピソードを教えてください。 共演シーンの多いゴリけんさんとは本当によくお話をさせていただいているのですが、私が出演している番宣番組を見てくださったり、大河ドラマ「どうする家康」(2023年)に出演していたことも知っていてくださっていて、「あれ出ていたよね!見たよ」と声を掛けてくださるんです。包容力があって、いつも楽しくお話させていただいています。 山下美月さんとはお笑いの話で盛り上がることが多く、先日も「『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に出ているの見たよー!」と話しかけてくれました。新入社員の相原を演じる絃瀬くんは韓国語が得意なので、韓国語のせりふについて質問したりしています。 ふみさんは「ご飯行こう」とか「おうち遊びに来て」とか、いつもフランクに誘ってくださって、本当に優しい方です。ジョンヒョプさんは日本と韓国のドラマの撮影現場の違いなど、韓国の文化を教えてくださったり、中川さんとは「連続テレビ小説『なつぞら』(2019年、NHK総合ほか)ぶりだね」なんて話をしたり…皆さんとお話させていただくのが本当に楽しくて大好きです。 ――ジョンヒョプさんとは共演シーンは多いと思いますが、合間時間に話したことで印象に残っていることはありますか? ジョンヒョプさんには韓国のおいしいご飯を教えていただいています。私はまだカンジャンケジャン(※新鮮な生のワタリガニを漬け込み醤油ダレに漬けて熟成させた料理)を食べたことがないのですが、それに対して「あんなにおいしいもの食べたことがないの!?」とびっくりされていました(笑)。ジョンヒョプさんはカンジャンケジャンが大好きみたいなんです。 その後、日本でおすすめの店を聞かれて某寿司チェーン店をおすすめしたのですが、よくよく考えたらジョンヒョプさんだったらきっともっとおいしいお寿司を食べたことがあるだろうなと…ちょっと庶民的過ぎたかなと反省しました(笑)。 ――仁科は旅行好きで韓国語を少し話せるというキャラクターですが、韓国語はどのように勉強されているのでしょうか? 「上手だね」と言っていただくことも多いのですが、私自身は全然上手だとは思っていなくて。でも、つい先日ある仕事がきっかけで韓国人のお友達ができたので、その友達にせりふの発音を音声で送って確認してもらったりしています。 あと自分では語学アプリで毎日勉強しているのですが、70日連続で続けられています。毎話いろんな方から作品の感想をいただくのですが、その中で「韓国語上手だね」と言っていただける機会が増えて、それが勉強のモチベーションになっているなと感じています。 ■鳴海唯が分析する、チェ・ジョンヒョプとテオの共通点 ――テオに魅了される視聴者が続出しています、鳴海さんご自身は台本を読んだときにテオに対してどんな印象を抱きましたか? 最初、まだ顔合わせもしていない状態の時に台本を読んだのですが、(テオに対して)絶対に日本人には演じられないキャラクターだなと思ったのと同時にこんなに魅力的でかわいらしい男の子を誰が演じられるんだろうと想像が追いついてなかったんです。 ですが、顔合わせでジョンヒョプさんに初めてお会いした時にすごくしっくりくると言いますか、ピッタリと言いますか、“絶対にこのドラマヒットするんだろうな!”とひとりで考えていました(笑)。 ジョンヒョプさんがいると現場が穏やかになりますし、誰に対しても平等に優しくて、ちょっとしたことでもすごく笑ってくださるんです。もちろんテオくんとジョンヒョプさんは違うのですが、現場の空気を穏やかにする天性の才能みたいなものはテオくんに通ずる部分なのかなと思います。 ――SNSを中心に“仁科カメラ”が好評ですが、今後撮影したいものはありますか? 皆さん、キャストの方たちのカメラが回っていない時の姿を見たいと思うので…これまでもふとした瞬間の様子をこっそり撮影してきたので、今後も皆さんのお芝居の邪魔にならない範囲で自分のできることをやっていけたらいいなと思います! ――この作品を通して成長したと感じる部分があれば教えてください。 ふみさんとジョンヒョプさんから教えていただけるものが大きいなと感じています。この作品を作る上で、作品自体のこともそうですし、1シーンごとに真摯(しんし)に向き合って、丁寧に作り上げていっていらっしゃるなという印象がすごくあるので、そんなお二人の姿を見てかっこいいなと思わされますし、自分はそんなところまで考えが至っていなかったなと反省することも多いです。 プロフェッショナルだなと感じますし、私もこんな風になりたいなと思わせていただける先輩と一緒にお芝居をさせていただいているというのは、ありがたいなことだなと思います。 ■第二章幕開けとなる第7話は「一秒たりとも見逃せない」 ――俳優デビューから今年で6年目になると思いますが、今後の目標や挑戦してみたいことを教えてください。 今回の作品もそうですが、すごくたくさんの方に見ていただける機会があるというのは本当にありがたいことだなと感じています。すてきな作品を作っても、見ていただいて初めて作品が完成するなと思うので、より多くの方にすてきな作品を届けられるような俳優になりたいです。 これまでは等身大の女性を演じることが多かったので、今後はひと癖あるキャラクターも演じてみたいですし、アクションにも挑戦してみたいなと思います。 ――最後に第7話の見どころと読者へのメッセージをお願いします。 第7話では、ついに交際がスタートした侑里さんとテオくんの恋模様が描かれます。新たな胸キュンシーンが続々と登場するので、それも見どころなのかなと思います。 実は、そんな胸キュンシーンに仁科ちゃんが大きく関わっていまして…仁科ちゃんの助言を受けてテオくんが侑里さんをデートに誘うのですがハプニングが発生します。 あとは侑里さんの持つ“テレパス”の能力に関する真実にも迫っていったりと、第7話は後半戦に向けて、てんこ盛りな内容になっていますので、一秒たりとも見逃せない話です。ぜひ見てください!