高雄市と日本の対台湾窓口、8月に共同で「台日フルーツ祭」開催 日本の果物も登場
(高雄中央社)南部・高雄市政府と日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会は8月24、25両日、愛河湾エリアで「2024台日大港フルーツ祭」を共同開催する。台湾の果物の他、日本から空輸された旬の果物を紹介し、おいしさを来場者に伝える。 日本台湾交流協会の片山和之台北事務所代表(大使に相当)が9日、高雄市を訪問し、陳其邁(ちんきまい)市長と面会した。片山氏が陳市長を訪ねるのは初めて。市行政・国際処が10日、報道資料で明らかにした。 陳氏は会談で、台日は長年にわたり友好関係を有し、経済、貿易、農業、観光、文化、教育などの分野で非常に密接に交流していると言及した上で、特に高雄は台湾の中でも日本に最も友好的な都市だとし、日本企業の高雄への投資を歓迎する姿勢を示した。片山氏は、39年前に高雄を訪問していたことを明かし、今回の再訪で高雄の変化を感じたと語った。 台日大港フルーツ祭は高雄流行音楽センター海風広場で開催される。台日の新鮮な果物に加え、フルーツ風味のドリンクやスイーツ、アイスなども登場する。 日本台湾交流協会は2022年と23年の8月にも行政院農業委員会(現・農業部)と共同で、台北市の凱達格蘭(ケタガラン)大道で「日台フルーツ夏祭」を開催している。 (蔡孟妤/編集:名切千絵)