エヴァートンにハーランド、アーセナルにグリーリッシュ…… 降格となれば主力選手の流出は避けられない。英紙がマンチェスター・シティドラフト会議を大胆予想!?
判決は2025年初頭に下されるようだ
マンチェスター・シティの不正疑惑に対する聴聞会が現地時間9月16日からスタートしており、2025年初頭に判決が下される予定だと『BBC』が報じている。 【動画】プレミアリーグに衝撃を与えたハーランドのゴール集 もし有罪となれば、降格は間違いないといった声が聞こえてくるが、一部ではただ降格させるだけでは不十分で、複数シーズンに渡って勝ち点をはく奪すべきといった意見もある。確かに降格させるだけではすぐにプレミアリーグに戻ってくるのは目に見えており、後者のペナルティであれば、シティへのダメージはより大きくなる。 そうなると主力選手の流出は確実で『The Athletic』では、プレミアのどのクラブがシティの選手を獲得するのかドラフト形式で予想している。現在の順位表で最下位のエヴァートンが最初に選手を選ぶことができる。以下、同紙が予想したドラフトの結果だ。 1.エヴァートン - アーリング・ハーランド 2.サウサンプトン - ロドリ 3.ウルブズ - ケビン・デ・ブライネ 4.イプスウィッチ - ルベン・ディアス 5.クリスタル・パレス - フィル・フォーデン 6.レスター - ベルナルド・シウバ 7.ウェストハム - イルカイ・ギュンドアン 8.トッテナム - サヴィーニョ 9.フラム - ジェレミー・ドク 10.ボーンマス - エデルソン 11.マンチェスター・ユナイテッド - ヨシュコ・グヴァルディオル 12.ブレントフォード - ネイサン・アケ 13.チェルシー - ステファン・オルテガ 14.ノッティンガム・フォレスト - マテオ・コバチッチ 15.ブライトン - ジョン・ストーンズ 16.アストン・ヴィラ - リコ・ルイス 17.リヴァプール - マヌエル・アカンジ 18.ニューカッスル - オスカー・ボブ 19.アーセナル - ジャック・グリーリッシュ ここまで失点が止まらない最下位のエヴァートンはハーランドをチームに迎え入れることができれば、ここから勝ち点を積み上げることができるかもしれない。 19位のサウサンプトンも敗れることにはなったが、直近のマンチェスター・ユナイテッド戦ではゲームを支配していた時間帯もあり、キャメロン・アーチャーがPKを決めていれば結果はわからなかった。ロドリはチームに安定感をもたらせる存在であり、菅原由勢とタイラー・ディブリングの右サイドのコンビは相手にとってより驚異的な存在になるだろう。 アーセナルにグリーリッシュが加わるのも興味深い。ガブリエウ・マルティネッリとは違うタイプのウイングであり、ミケル・アルテタ監督は彼を10番で起用する可能性もある。 実際にシティが有罪判決を受けたとしても上記のようなことにはならないと予想できるが、彼らが降格すればプレミアリーグの優勝争いはさらに面白くなるだろう。アーセナルとリヴァプールが筆頭で、第2グループのニューカッスルやアストン・ヴィラ、ブライトンが本格的に優勝レースに加わることになる。
構成/ザ・ワールド編集部