「これぞスポーツマンシップ」橋本大輝 金メダルたぐり寄せる演技直後…観客に『静かに』ジェスチャー 中国選手への配慮に称賛の声
◇パリオリンピック2024 体操男子団体決勝(大会4日目=日本時間30日、ベルシー・アリーナ) 【画像】金メダルが決まった瞬間、喜びを爆発させた体操男子団体日本代表の選手たち 8年ぶりの団体金メダルを獲得した体操男子。鉄棒で日本の最終演技者を務めた橋本大輝の演技のスポーツマンシップあふれる行動が話題を呼んでいます。 橋本選手は最終種目の鉄棒で、4つの離れ技に成功し、着地も1歩に抑えました。 この演技に会場からは大歓声が巻き起こりましたが、橋本選手は天に掲げた右手の人差し指を口元に当てると、観客に向け両手で落ち着かせるようなジェスチャーを見せました。 実はこの直後に中国の最終演技者・張博恒選手の演技が控えており、集中を妨げないように『静かに』とジェスチャー。 また橋本選手と張選手は2021年の世界選手権から、個人総合金メダルを争うライバル。それでも互いの演技が終わると、握手やハイタッチで励まし合う姿が見られました。
チーム関係なく選手を思いやる行動をした橋本選手に「これぞスポーツマンシップ」、「人間ができすぎている」などの声が上がっています。