日教組の教研集会始まる 働き方改革や防災教育議論
日教組の第73回教育研究全国集会が26日、北海道で始まった。新型コロナウイルスの影響があったため対面での開催は4年ぶり。28日までの日程で、全国から延べ約8千人の教員らが参加。学校の働き方改革や、能登半島地震により改めて必要性が高まる防災教育に関する取り組みなど、各単組が提出した495本のリポートを基に学校現場の課題を議論する。 スローガンは「平和を守り、真実をつらぬく民主教育の確立」。26日午前に全体集会があり、滝本司委員長が能登半島地震に触れ「子どもの心のケアを継続するとともに、防災教育を全国で進める必要がある」と呼びかけた。