全員で笠利町歌斉唱

　【東京】東京笠利会(築島秀宏会長、國分友彦幹事長)は第79回総会・懇親会を6日、東京四ッ谷の主婦会館で開催し約150人が出席した。古里を懐かしみ来場した参加者らは黒糖焼酎を傾けながらシマ唄、八月踊りで楽しいひとときを過ごした。 　総会は郷土遙拝に続き、笠利町歌を全員で斉唱し、スタートした。会長あいさつで築島会長から「80周年を迎える来年は、古里への表敬訪問を予定している」との話があった。鹿児島県奄美市笠利総合支所の國分正大所長は、安田壮平奄美市長からの祝辞を代読、「東京笠利会の80回の節目、地元をあげて歓迎したい。多くの方に郷里に帰ってきてほしい」とあいさつした。 　80歳以上には敬老者記念品の贈呈もあった。 　第2部の懇親会は東京山ゆり会の祝い歌でスタート、藤田晶さんによる「長朝花節」、地元から駆けつけた村山辰浩さんのフォークソング、榊あけみさんの新民謡などに耳を傾けながら、楽しいひとときを過ごした。 　校区会ごとの出し物も用意され、山本リンダの曲でダンスやフラ、校歌斉唱など思い思いの出し物が披露された。 　会場には序二段の奄美岳の泉光一朗さん（40・北高卒）も出席、古里を懐かしんだ。 　会の締めは東京山ゆり会の先導で、全員で輪になって八月踊りを踊り、六調で盛り上がった。