桂枝之進、大型LEDと落語共演 来年1月に都内で新プロジェクト 「楽雷」 第1回公演が開催決定
LEDスクリーンから流れる映像と生身の落語家が共演
落語のミクスチャーを実践するコレクティブ 「Z落語」 を主宰する落語家・桂枝之進が、LEDスクリーンを使った新演出の落語公演 「落雷」 を発表した。 新公演 「落雷」 は、古典落語に伝わる情緒や季節感、人と人との距離感などをグラフィックデザイン化し、舞台背面に設置したLEDスクリーンから流れる映像と生身の落語家が共演を試みる実験的な公演だ。落語ビギナーも海外の人も分け隔てなく、言葉の壁を超えて 「落語本来の魅力を直感で楽しむ」 ことを目的に制作しているという。 第一弾作品では監督にグラフィックデザイナー・ツノダハジメを起用、登場人物の感情表現や情景描写にデザインルール的な規則性を持たせた映像に仕上がっているとのこと。 初披露となる公演を来年1月に東京・渋谷にて実施し、その後は海外での公演も視野に入れているという。 桂 枝之進コメント 「この度、映像を使った新しい落語演出公演「落雷」を発表いたしました。本来、落語というのはお客様の頭の中で情景を想像して笑っていただく芸能ですが、どうしても時代と共に変化する言葉や民俗の壁から距離を置いている方も少なくありません。そこで落語本来の魅力を直感的にプレゼンテーションする手段を考え、より幅広いお客様にご覧いただける新しい形の公演を企画しました。これを機に会場へ足を運び、思う存分落語の世界に浸っていただけますと幸いです。いずれは世界の果てまで届けたい!と思っていますので、応援の程よろしくお願いいたします。」
桂 枝之進(かつら えだのしん)プロフィール
落語家 2001年生まれ。2017年1月 六代文枝一門三代目桂枝三郎に入門。 全国の寄席やイベント、メディア等で活動するほか、 2020年、落語のミクスチャーを実践するコレクティブ「Z落語」を立ち上げ、落語とクラブカルチャーをMIXしたイベントやAIによる新作落語の創作プロジェクトなど、 他ジャンルのクリエイターと越境的に活動を展開している。 桂枝之進 Instagran https://www.instagram.com/edanoshin/