【寒波警戒】屋根の雪下ろし中に転落・死亡事故 除雪作業は1人でしないなど注意を【新潟】
除雪中の事故が相次ぎ、今季一番と言われる寒波の中、県が注意を呼び掛けています。 県によりますと、この年末、各地で除雪中の事故が相次ぎました。12月28日に南魚沼市で80代の男性が屋根の雪下ろし中に転落し、頭を打って亡くなりました。雪下ろし中の転落による死亡事故は県内では今季初めてです。 また、29日から30日にかけては津南町や妙高市などで同じく雪下ろし中に転落したり、除雪機に巻き込まれるなどして、60代から90代の男性5人が重傷となっています。 この冬の雪の事故による死傷者数は、7日時点で死者2人、ケガは13人です。 10日にかけて寒波の影響 平地でも大雪の恐れ 今季一番の寒波と言われる中、8日午前8時までの24時間降雪量は、魚沼市守門で34cm、妙高市関山で27cm、津南町で25cmとなり各地で積雪が増しています。 県は除雪作業は1人でしないこと、無理をしないことなどや、除雪機の扱いなど改めて注意を呼び掛けています。