レヴァークーゼンMFジャカがDFターの残留を熱望 「残ってくれることを望んでいる」
バイエルン行きの噂
昨季開幕前にアーセナルからレヴァークーゼンに加入してブンデスリーガ初優勝とDFBポカール優勝の原動力となったスイス代表MFグラニト・ジャカがドイツメディアの取材に応じ、バイエルン・ミュンヘンへの移籍が取り沙汰されているDFヨナタン・ターの残留を望んでいることを明かした。 ドイツ代表にも名を連ねるターは、センターバックのポジションで昨季は公式戦48試合に出場。ブンデスリーガでリーグ最少失点を誇ったレヴァークーゼンの守備の要であり、リーグタイトル防衛をめざす同クラブにとって必要不可欠な選手だ。 そのため、ジャカはドイツ紙『Bild』との取材の中で同選手の重要性を強調すると同時に残留を強く希望している。 「僕らは、彼がチームにとってどういう存在であるのかを理解している。そして彼も、今のレヴァークーゼンがどういう立ち位置にいるのかを知っている。昨シーズン僕らがチャンピオンになったこともね」 「移籍については彼が決めることだけど、僕らはヨナ(ターの愛称)を引き留めるつもりだよ。今の彼の印象は素晴らしいよ。チームのこと以外は考えていないような印象を受ける。僕らはもちろん彼が残ってくれることを望んでいる」 『Bild』はじめ複数のドイツメディアの報道によると、ターをめぐるレヴァークーゼンとバイエルンの交渉は難航しているという。ター獲得のために総額2500万ユーロ(約41億円)をバイエルンは提示しているが、4000万ユーロ(約66億円)を移籍金の最低ラインとして要求。移籍金をめぐる両者の隔たりは大きく、交渉成立の目途は立っていない。
構成/ザ・ワールド編集部