現代アートで安曇野を表現 長野県安曇野市と京都芸術大がコラボ
長野県安曇野市と京都芸術大学(京都市)が連携して取り組むアートプロジェクトの夏展が23日、安曇野市穂高北穂高の安曇野髙橋節郎記念美術館など同市内の4施設で始まった。同大学の大学院生・卒業生13人と、南安曇農業高校(安曇野市豊科)の生徒10人が制作した現代アート20作品を展示している。10月1日まで。 同美術館でオープニングセレモニーが開かれ、大学院生の草間茂樹さんが「安曇野の歴史、文化、空気、水などあらゆるものを観察して作品につなげた」とあいさつした。会場には、ライチョウの木彫りに古い農具や廃棄衣料を組み合わせ信州の冬を表現した高校生の作品などが並んだ。 貞享義民記念館(三郷明盛)、田淵行男記念館(豊科南穂高)、飯沼飛行士記念館(同)でも展示している。問い合わせは市文化課(電話0263・71・2463)へ。
市民タイムス