米大統領選で注目。ドナルド・トランプが溺愛する末っ子バロン・トランプって何者?
ドナルド・トランプ元大統領が2024年米大統領選に共和党の正式指名候補として出馬していることで再び注目を集めているトランプ家の人々。中でも、トランプ氏とメラニア夫人の息子バロン・トランプは、18歳になり表舞台での活躍が期待されている一人だ。ここでは、トランプ氏の秘蔵っ子について、分かっていることをまとめてみた。 【写真】バイデンやトランプも!歴代米国大統領の幼少期の写真を発掘
ドナルド・トランプの末息子として誕生
バロン・トランプは2006年3月20日、リアリティスター/不動産王で後に第45代アメリカ大統領となるドナルド・トランプと、彼の3人目の妻メラニア・トランプの間に一人息子として誕生した。トランプ夫妻が結婚したのは2005年1月で、結婚から半年でメラニアの妊娠が発覚。息子が誕生することを告げられた59歳のドナルドは最初驚いたが、とても喜んだという。 トランプ氏にはそのほかに以前の2度の結婚で、ドナルド・トランプ・ジュニア、イヴァンカ・トランプ、エリック・トランプ、ティファニー・トランプの4人の子どもがおり、バロンを含め合計5人の子どもの父親だ。
マンハッタンの一等地で育つ
バロンが幼い頃に両親と暮らしたのはかの有名なNYのマンハッタン一等地にそびえたつ「トランプタワー」の最上階ペントハウス。不動産王であるトランプ氏はトランプタワーの他にも、フロリダの「マール・ア・ラゴ」など複数の住居を所有しているが、バロンは大理石と金の装飾が施されたロココ調のゴージャスなアパートメントで、主にベビーの頃から11歳まで暮らした。
50年以上ぶりにホワイトハウスに住む男の子として話題になる
2017年にはドナルド・トランプが第45代アメリカ大統領に就任。当時11歳だったバロンと母メラニアは、バロンの学業のために半年遅れでホワイトハウスに引っ越しした。ホワイトハウスに子どもの男の子が住むのは50年以上ぶりで、暗殺された故ジョン・F・ケネディの息子ジョン・F・ケネディJr以来だと話題に。
学び舎はセレブなエリート校
小学生の頃バロンがニューヨークで通っていたのは「コロンビア・グラマー ・アンド・プレパラトリー・スクール」で、年間の学費は64,340ドル(KindergartenからGrade 8までの学年の場合)、日本円にして2024年7月26日現在の為替レートで約1千万円! その後はメリーランド州ポトマックの私立校セント・アンドリューズ・エピスコパル・スクール(こちらも学費は年で約4万ドルと言われている)へと進み、トランプ氏が大統領職を終えた2021年からフロリダ州パームビーチにある比較的新しい学校であるオックスブリッジ・アカデミーで高校過程を修了した。 秋からの大学進学先については上のきょうだいたち、イヴァンカ・トランプ、ティファニー・トランプ、ドナルド・トランプ・ジュニアが通ったペンシルベニア大学が有力視されていたが、別の大学になる可能性も。