離島で見かけた「サメ出没注意」の標識 ⇒ 池をのぞきこむと本当にサメがいた! どういうこと?
黒島研究所に真相を聞いてみた
なぜ、こんなところにサメがいるのでしょう。BuzzFeed編集部が黒島研究所に取材したところ、真相が判明しました。 この池にいるのはレモンザメで、体長1メートルほどの子ども3頭を研究所で飼育しているのだそうです。池の大きさは幅3メートル、奥行きが20メートルほど。池の水は淡水ではなく、井戸から出てくる海水でした。 この池で飼い始めたのは10年ほど前からだそうです。職員が付近の海で釣ってきたレモンザメを「飼いたいけど、お金がないのでスコップで池を掘った」という経緯でした。この池はレモンザメは当初の個体から代替わりしていて、途中で死んだり、大きくなったものは別の水槽に移動。新しい個体を補充しているのだそう。 「サメ出没注意」の標識を設置したのは3年ほど前。人間が落ちたらやはり危険なのかと質問したところ「人間のように大きなものが落ちたら、サメの方が驚くでしょう」という回答でした。 まさか研究所の職員が釣ってきたものだとは。沖縄の自然豊かな海ならではのエピソードですね。島の井戸水ですくすくと育つレモンザメが気になった方は、研究所を訪れてみてはいかがでしょう。
BuzzFeed Japan