5年で1000件も急増…サイバー犯罪防げ!鳥取県警が捜査知識や技能磨くコンテスト安全安心の確保を
山陰中央テレビ
インターネットを悪用した犯罪が増加する中、鳥取県警はサイバー犯罪の捜査の知識や技能を競うコンテストを開きました。 19日に開かれたこのコンテストは、組織全体でサイバー犯罪の摘発に必要な知識や技能を身に着けようと、鳥取県警が開催していて今回で4回目です。県警本部と県内9つの警察署をオンラインでつなぎ、刑事部や警務部など県警本部の5つの部と各警察署から選抜された14チーム、そして個人参加の職員31人が知識や技能を競いました。 コンテストでは、サイバー犯罪に関する用語の意味を問う問題や受信したメールのデータから発信元を特定する問題など24問が出題され、参加者は2人1組となって2時間の制限時間内で問題を解いていきました。 鳥取県警によると、県内で2023年に発生したサイバー犯罪は75件で、前の年に比べ1件増加。2024年も10月末までに63件発生しています。相談件数も年々増加していて、2023年は2127件とこの5年間で1000件近く増えています。 鳥取県警サイバー犯罪対策課・有本一彦次席: 相談件数も右肩上がりで増えていますし、ここで学んだ成果を県民の方に対処していって、安全と安心を守って頂くように活動していきたい。 鳥取県警は、増加するサイバー犯罪に対抗するため、今後も組織全体で知識、技能を高めていきたいとしています。
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