プロの音楽を身近で コミュニティーコンサート【長野県】
名古屋フィルハーモニー交響楽団の演奏を間近で楽しむ「コミュニティーコンサート」が5日夜、長野県飯田市丸山小学校体育館であった。地区内外から約350人が訪れ、弦楽四重奏の音色を楽しんだ。 より身近な場所へ一流の音楽を届けたい―と開く恒例のコンサート。4日は天龍村でも行った。 冒頭、地元小中学生と社会人の吹奏楽団が「銀河鉄道999」を演奏して歓迎した。 演奏会はバッハの「フーガの技法」でスタート。ラベルの「ボレロ」などクラシック、「七つの子」やビートルズの「Hey Jude」など幅広い世代が楽しめるプログラムが続いた。 最後は、弦楽器の伴奏に乗せて、羽場・丸山地区の合唱団が滝廉太郎の「花」をうたった。 歓迎演奏にトロンボーンで参加した丸山小6年の児童(11)は「いろいろな種類の楽器がきれいな音ですごいと思った。(名フィル団員のように)真っすぐな音を出せるようになりたい」と話していた。