台湾各地でカウントダウン 台北市主催のイベントに22万人 メトロは終夜運転
(台北中央社)昨年12月31日夜から1月1日未明にかけ、台湾各地で年越しイベントが行われた。台北市政府が主催した市政府前でのイベントには22万人以上(主催者発表)が集まり、国内外のアーティストによるライブや超高層ビル「台北101」から打ち上げられた花火を楽しんだ。台北メトロ(MRT)は小碧潭支線と新北投支線を除く全線で終夜運転を行った。 台北メトロは1日午前6時までの24時間で利用者が延べ312万7千人に達し、新型コロナウイルス流行以降で最多となったと発表した。板南線は最短2~3分間隔、淡水信義線や松山新店線は同3分間隔で運行した。 今年は市政府前でのイベントに加え、近隣の台北ドームでも人気歌手・アーメイ(張恵妹)のカウントダウンライブが行われた。これらの会場の最寄り駅に混雑が集中するのを避けるために、台北メトロは徒歩圏内にあるやや離れた2駅(南京三民駅、台北アリーナ駅)からの乗車は無料とする施策を初めて実施した。 (陳怡璇、余曉涵/編集:田中宏樹)