「大声で歌う=リスク高い」 バー、ナイトクラブ出入り控えて 専門家会議
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府の専門家会議が1日開かれた。その後に行われた記者会見で、副座長の尾身茂氏(地域医療機能推進機構・理事長)は「前回まで強調しなかったが」と前置きしたうえで「特に大きな声を出すことや、大きな声で歌うことがリスクが高いことが分かってきた」と報告した。 【会見ノーカット】「緊急事態宣言」「学校再開」への見解は? 専門家会議が記者会見
尾身氏は「密閉空間」「密集場所」「密接場面」を指すいわゆる「3つの密」が重なりやすい場所として「夜の街」を挙げた。「『3つの密』がより濃厚に重なる夜の街について、夜間から早朝にかけて営業している、いわゆるバー、ナイトクラブ、接客をともなう飲食店業への出入りをなるべく控えていただきたい。カラオケ、ライブハウスも感染が起きていることは分かっている」として、これらの店への出入りは感染拡大防止の観点から控えるよう呼び掛けた。 また、ジムや卓球についても、「呼気、吐く息が激しくなるので、注意していただきたい」とも話した。