會津おでん、よりおいしく 福島・会津若松、提供の6事業者が発表会
福島県会津若松市の飲食店などで、会津産の食材をふんだんに使った會津おでんを提供する「會津おでんプロジェクト」の商品発表会が8日、同市の割烹・会津料理「田季野」で開かれた。本年度は6事業者がだしや具材で工夫を凝らした独自の會津おでんを開発し、各店舗で提供している。 プロジェクトは地元有志でつくる「会津の食と伝統をつなぐ会」が展開しており、今年で3年目。會津おでんは「会津産の具材を60%以上使用」「だしに会津の調味料を使用」などと定義付けしている。 参加店は田季野のほか東山温泉「原瀧」、会津若松ワシントンホテル、ワインバーココット、Bistroコロンボ、レストランラレゾン。このうちココットでは下郷産マスをだしと一緒に味わうおでんを開発した。 試食会も開かれ、関係者が香りや味を確かめた。同会の林寛代表幹事は「今後も地産地消を後世に残すために活動していく」とあいさつした。 おでんの提供期間や料金などは参加店によって異なる。問い合わせは各参加店へ。
福島民友新聞社