ハンブルガーSV奥川雅也がチーム練習に復帰 「勝たないといけない」週末の試合に向けて意欲
前日負傷も即復帰
18日(現地時間)、ブンデスリーガ2部ハンブルガーSVのMIF奥川雅也がチーム練習に復帰した。奥川は前日の練習で右膝を負傷し、練習を途中で離脱していたが大事には至らなかったようだとドイツ紙『Bild』が伝えている。 奥川は今月14日にブンデスリーガ1部アウクスブルクから同2部ハンブルガーSVに今季終了までの期限付き移籍で加入した。アウクスブルクでは度重なる怪我によって十分な出場機会を得られず、巻き返しを期しての移籍だったが、チーム練習合流3日目の17日に右膝を負傷。週末に予定されているブンデスリーガ2部第18節シャルケ戦への出場が危ぶまれていたが、18日の練習ではチームメイトとともに全メニューをこなし、怪我の影響を感じさせない動きをみせた。 ハンブルガーSVは現在ブンデスリーガ2部3位。2部の上位2チームは1部へ自動昇格となるが、3位は1部16位との昇格プレイオフに回る。ハンブルガーSVは、直近2シーズンはいずれもこの昇格プレイオフを戦って敗れて1部昇格を逃しているため、自動昇格の権利が得られる2位以内確保に向けて今週末のシャルケ戦は勝ち点3が必要不可欠な試合と言える。 そうしたクラブの思いは奥川も十分に理解しているだろう。同選手は現地メディアの取材に対して、「昇格に向けて僕らは勝たないといけない。シーズンの最後まで集中する必要がある。それが僕らの目標」とコメント。出場すれば新天地でのデビュー戦となるシャルケ戦での勝利はノルマとの考えを明かした。
構成/ザ・ワールド編集部