「月給は20万円、週末はタダ働きで予防接種」…男子高校生が将来なりたい職業で“3位”も、意外と寂しい医師の懐事情
美容クリニックで働かないのは「プライド」があるから?
先日、韓国でも医師の数を増やすと政府が発表した。国内の医師が美容クリニックに流れてしまい、病院の勤務医が減少したことが一因とのこと。日本でも給料が高い美容クリニックを選ぶ医師が増えているという。都心の有名病院は給料が安くても人が集まるため、薄給の傾向があるからだ。一方で地方の病院では、給料が高いらしい。 美容クリニックや地方で働く方が豊かに生活できるはずだが、それらに甘んじないのは、辛く苦しい受験生時代を乗り越えた「プライド」の名残なのだろうか。薄給に耐える、真面目で愚直な彼らが報われる日が、いつしか来て欲しいものである。 <文/綾部まと> 【綾部まと】 ライター、作家。主に金融や恋愛について執筆。メガバンク法人営業・経済メディアで働いた経験から、金融女子の観点で記事を寄稿。趣味はサウナ。X(旧Twitter):@yel_ranunculus、note:@happymother
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