J1のC大阪 パパス新監督は攻撃的なサッカー実現と若手育成を強調 森島社長が4月に会長就任し連係面の強化へ
サッカーJ1のC大阪が9日、大阪市東住吉区のヨドコウ桜スタジアムで始動した。新体制発表会見ではオーストラリア出身のアーサー・パパス新監督(44)が所信表明。チーム力強化へ、2つの指針を掲げた。 「アタッキングフットボール。攻撃に魅力的なサッカーを実現できれば、必ずタイトルを取ることにつながる」 2019年に横浜MのコーチとしてJ1優勝を経験した新指揮官は攻撃的なチーム作りとともに、「若い選手を育てていく」と若手育成にも力を注ぐ考え。MF香川は「僕自身、今年が新たな1年目だと思っている。新しい監督のもと、チームは大きく変わらないといけないし、常に自覚を持って、今年はやっていきたい」と力を込めた。 昨季10位に終わったクラブは今季の目標をタイトル獲得と3位以内に設定。現時点での新加入選手6人に加え、新たに攻撃的な外国人選手2人と契約合意間近だという。また、育成部門との連携強化のため、森島寛晃代表取締役社長が4月から会長に就任することも明かされた。