台風1号が強い勢力で北上 フィリピンでは7人が死亡
マニラ、フィリピン、5月29日 (AP) ― フィリピンに停滞していた台風1号は死者7人と洪水、倒木、家屋の倒壊、港湾の閉鎖、数千人の乗客を足止めしたまま5月28日、進路を北北東にとって日本に向かった。 台風は24日、フィリピン東部沿岸をゆっくり北上、数日掛けてルソン島を後にした。すべての警報は28日に解除された。 台風は28日、フィリピン最北部のバタン諸島北端バスコの東450キロのフィリピン海にあって、中心付近の最大風速は36メートル、最大瞬間風速は44メートルと推定される。 台風の被害が最も大きかったケソン州では、6人が洪水や倒木で死亡。ミンダナオ島の東ミサミス州では、3輪タクシーに乗っていた女性が倒木に当たって死亡した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)