四日市高チームが全国切符 津でエコノミクス甲子園三重大会
【津】高校生が金融経済の知識を競う「第19回全国高校生金融経済クイズ選手権エコノミクス甲子園三重大会」(百五銀行主催)が15日、津市丸之内の同行であった。県内8校の12チーム24人が筆記や早押しなどの総合点を競い、県立四日市高校2年の北岡朝陽さん(17)と紀平悠惺さん(17)のチーム「K2」が優勝した。K2は令和7年2月に東京である全国大会に出場する。 楽しみながら金融経済の仕組みを学ぶ目的で同行が主催し14回目。参加者は金融教育に関する知識を問う筆記と早押し問題に二人一組で取り組み、上位6チームが決勝に進んだ。 決勝は国際的な経済に関する問題や金融商品を問う設問に、解答と希望ボーナス点を提示し合計ポイントを競う方式。知識に戦略を加えた戦いを展開した。 優勝チームは昨年決勝で敗れ1年間勉強を続けて再挑戦での快挙。北岡さんは「めっちゃうれしい。全国に向け基礎だけでなく難しい内容も勉強したい」、紀平さんは「日本代表を目指しているのでここは通過点。(同大会は)株式の仕組みなど分からない経済について知れて有意義だと思う」と感想を話した。 その他の上位入賞チームは次の皆さん。②ハルウララ(高田高)③ガーネット(津高)特別賞=チームむまひろ(四日市高)