薬物中毒で女子高生死亡、自宅で摂取制止せず 重過失致死容疑で26歳男を再逮捕
自宅に連れ込んだ女子高校生が市販薬を過剰摂取するのを制止せず、急性薬物中毒に陥らせて死亡させたとして、大阪府警は25日、重過失致死などの疑いで、大阪府東大阪市立花町の無職、小坂光（こさかひかる）容疑者（26）を再逮捕した。小坂容疑者は「制止しなかったのではなく、止めきれなかった」と供述している。 再逮捕容疑は、9月2日、東大阪市のドラッグストアでせき止め薬など計13点を盗んだほか、自宅で女子高生がせき止め薬を過剰摂取するのを制止せず、翌3日、急性薬物中毒により死亡させたとしている。 府警によると、当時小坂容疑者は女子高生を含め、10代女性3人を連れ込み、自宅で一緒に市販薬の過剰摂取をしていたと説明。女子高生はせき止め薬を少なくとも70錠、小坂容疑者は20錠飲んだという。小坂容疑者は女子高生とバーで知り合い、女性同士はオンラインゲームで知り合ったとみられる。 小坂容疑者は9月4日、未成年だと知りながら女子高生ら3人を自宅アパートへ連れ込んだとして、未成年者誘拐の容疑で逮捕されていた。
