センバツVの健大高崎が意地のサヨナラ勝ち、タイブレークの末に桐生第一を破って8強入り【2024夏の甲子園・群馬】
<第106回全国高校野球選手権群馬大会:健大高崎6-5桐生第一(延長11回タイブレーク)>◇20日◇3回戦◇上毛新聞敷島球場 【詳細】健大高崎vs桐生第一 イニングスコア センバツ王者の健大高崎が意地を見せて、タイブレークの末に接戦を制してベスト8入りを果たした。 延長11回、3番・高山 裕次郎内野手(3年)が中越えへの適時打を放ってサヨナラ勝ち。苦しみ抜いた末の勝利にナインも喜びを爆発させた。高山は3安打4打点の活躍だった。 4対3と1点リードの9回表2死走者なし。勝利まであとアウト1つとなった場面から、連続四球を与えて一、二塁のピンチを招くと、2点適時二塁打を許して逆転された。王者が追い詰められたが、その裏に1点を返して延長戦に持ち込む粘りを見せた。簡単にあきらめるわけにはいかなかった。 昨夏、健大高崎は準決勝で桐生第一に0対1で敗戦。その悔しさを晴らして8強に進出した。苦難を乗り越えた健大高崎ナインが、甲子園の春夏連覇へ向けて、勢いを加速させていく。