最高額は誰だ! 日本代表、最新市場価値ランキング15位。2年で6倍!? 得点力より献身性光るFW
サッカー日本代表は、AFCアジアカップカタール2023(アジア杯)の準々決勝でイラン代表に敗れて大会から姿を消した。今大会の日本代表メンバーで最も市場価値が高いのは誰なのか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。(※金額が並んだ場合はサイトに準拠。データは2月4日時点)
15位:前田大然 生年月日:1997年10月20日(26歳) 最新市場価値:650万ユーロ(約9.1億円) 所属クラブ:セルティック(スコットランド) 23/24リーグ戦成績:17試合3得点2アシスト 前田大然はヨーロッパで市場価値を高め続けており、現在は650万ユーロ(約9.1億円となっている。 前田は横浜F・マリノスに所属していた2021シーズンにJ1・36試合出場で23得点を記録し、2022年1月にセルティックへ移籍した。当時の市場価値は110万ユーロ(約1億5400万円)で、約2年で市場価値をほぼ6倍にしたことになる。 2022/23シーズンのリーグ戦で前田は8得点を記録した。ある程度の結果を残しているとはいえ、横浜FM時代ほどのインパクトはない。それでも、コンスタントに起用されているのは、チームにとって有益な存在だからだろう。 アジアカップ準々決勝のイラン代表戦でも、前田の貢献は光っていた。前田の先発起用には懐疑的な見方もあったが、いざ試合が始まると、抜群の存在感を放っている。特に攻撃から守備の切り替えが見事で、周囲が少しでも足を止めていると、前田がプレスバックしていた。現代サッカーにおいてトランジションは非常に重要な要素であり、それを高速でこなせる前田は、起用する監督にとって大事な選手だろう。
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